よくあるご質問
- 何歳から始められるの?
異常に気付いたときがスタートラインです。
少し早めに思われるかもしれませんが、3歳で開始したお子様もいらっしゃいます。
ただ、理想を言えば、反対咬合(受け口)など骨の位置に問題がある場合は、4~5歳、それ以外は、上下の前歯 計8本が永久歯になったら(8歳前後)始められると良いでしょう。
というのも、上あごの骨の成長は、10歳までとなるため、それ以後になると、治療が複雑になり、治療期間が長くかかってしまうからです。もちろん大人になってからも可能です。当院では、幼稚園・保育園のお子様から社会人の方まで幅広い年齢層の方が治療を受けられています。
しかし、すべてが床矯正での治療ができるとは限らず、お口の中を見てみないと、はっきりとは申し上げられません。- どのようにして治すの?(治療方法は?)
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一般的には歯に接着剤で金具を付けてワイヤーで固定する方式ですが、当院では取り外せる装置を使った方法で行っています。
メリットとしては、歯みがきを行いやすく、むし歯や歯周炎になりにくいことや、日中取り外していることもできるため、接客業などのお仕事をされている方も安心して治療していただける点などが挙げられます。
詳しくは、矯正歯科の治療方法をご覧ください。
- 治療期間は?
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開始年齢や個人差により異なりますが、お子様の場合は第2大臼歯(12才臼歯)がしっかり咬み合うまでです。
小学校入学時頃から始めると、だいたい5年~6年…中学校に入る前くらいまでには終了します。
大人の方の場合も、だいたい5年~6年程度とお考えいただければよいかと思います。
- 毎週通院しなければいけないの?
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いいえ。最初の頃は月に1度、慣れてきたら2~3か月に1度の通院で結構です。その後は、4か月~6か月に1度…とだんだん通院間隔があいていきます。
- 本当に歯を抜かなくてもいいの?
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原則として歯を抜くことはありません。
従来の矯正法では歯の土台の大きさを変えることができないため、やむを得ず、歯を抜くという手法がとられていたのですが、この方法であれば、土台を広げることができるため、歯を抜かずに歯並びを改善することができるのです。
- 土台を広げると、顔が丸く、大きくなるんじゃないの?
いいえ、顔の形が変わることはありません。
というのも、この方法は、あごを大きくしているのではなく、歯が植わっている土台を大きくするだけなので、顔の形には影響しないのです。
また、歯の土台は横と後ろに大きくなりますので、決して出っ歯にはなりません。
- いつ装置を入れるの?
1日中入れていただく事が基本です。その方がより早く効果が期待できます。
ただ、社会人の方など、昼間入れる事が難しい方でも家にいるときだけ(就寝時は必ず入れます)装着していただくことでも十分な効果があります。
- 矯正治療中のむし歯は?
この方法なら、矯正治療と平行して治療可能です。取りはずせる為です。
また、そもそも取り外して歯みがきを行えるため、むし歯になりにくい治療法です。
- 装置が壊れたら?
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簡単な修理なら、来院していただき、その場で修理します。踏んづけたりしてバラバラになったら、新しい装置を作っていただく事になります。
初めの装置代は基本料金に含まれていますが2個目からは1装置11,000円かかります。
- 喋りにくそうなんですが…?
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そうですね…。装置が入りますと、初めはその厚みに舌の動きが慣れていない為、タ行ナ行ラ行パ行などの発音が少し発音しづらくなります。おしゃべりな方ほど早く発音が慣れて普通になってきます。時間の経過と共に慣れますので大丈夫です。
もし、学校生活等で心配な場合は、学校の先生には装置を入れている事をあらかじめ伝えてあげて下さい。
こちらからも、矯正開始時には、学校の先生にお手紙をお渡しいたします。
- 学校健診で咬み合わせが悪いと言われました。
矯正しないといけないのでしょうか? -
歯並びの異常は病気ではありません。ただ、その人の個性を見る事も出来ます。
歯並びの悪さから顔がゆがんでしまったり、タ行・サ行の発音がおかしくなったり 食事の時に上手く噛めなくなってしまう事もあります。
将来、顎関節症や頭痛・肩こり・腰痛等を発症する可能性もあります。
また、むし歯や歯周病にかかりやすくなったりします。
最近では歯並びの悪さを指摘され、人前で笑えなくなったという人もいます。気になったら治療の適切な時期もありますので、歯科医師に相談する事をお勧めします。
- 成功へのキーポイントは?
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この矯正法は、患者さんが自分で治すやり方ですので、継続してやるには患者さんの努力が必要不可欠です。
お子様の場合は、ご両親の励ましが一番ですので、一緒に歯並びを治して可愛く、かっこよくなる為に親子で頑張って下さい。
その為に私たちはお手伝いをしているのです。