小児歯科治療例 (治療前・治療後の写真比較)
小児歯科の場合、補隙(ほげき)を行うことで、矯正治療を行わずに歯並びを整えることが可能です。
特に、乳歯の奥歯が抜けた時は要注意です。歯は前に寄ってくる性質があるので、放ったままにしておくと、その間の永久歯が生えてこられなくなってしまうことがあるのです。
ナンスのホールディングアーチ
こんな時に | 金属の輪っかを奥歯(6歳臼歯)にひっかけて、奥歯が前に寄ってこないようにするためのものです。前に来てしまうと、歯が生えるスペースがなくなって、歯がでこぼこになってしまいます。 |
費用 | 保隙診断料 3,300円 |
リンガルアーチ
こんな時に | 向かって左側、前歯と奥歯の間の3本が永久歯に生え換わるために抜けました。このままにしておくと、奥歯がだんだん前歯の方に移動してしまい、3本分の永久歯が生えるスペースがなくなってしまいます。 ですので、この装置を使って針金で突っ張り棒のようにして、左側奥歯が前に移動しないように固定します。 また、向かって右側は歯が前に寄ってしまい、永久歯が生えるスペースがなくなっています。大規模な矯正装置を使わなくても、リンガルアーチに少し手を加えることで、歯の位置を移動させることもできます。 |
費用 | 保隙診断料 3,300円 |
クラウンループ
こんな時に | 虫歯などで乳歯が早くなくなってしまった時、奥歯が前に移動しないように冠とつっかえ棒を組み合わせたクラウンループを装着します。主に1本だけの場合に使われます。 |
費用 | 保隙診断料 3,300円 |
小児義歯(可撤保隙装置)
主訴 | 歯の外傷や虫歯で歯がなくなってしまった場合に使用します。 義歯の歯の部分を削って永久歯が生えてくるスペースを確保できるので、きちんと生え換わるまで使うことができます。 |
費用 | 保隙診断料 3,300円 |